見失った自分を取り戻す方法
<ずっと幸せな気持ちではいられない>
経済的に恵まれている人も、
社会的に大変な成功者だと
言われている人も、
ずっと幸せな気持ちでいることは
できません。
日々の生活では
色々なことが起きるし、
健康を含め将来がどうなるかなんて
誰にも分からないし・・。
特に、コロナのようなことを
経験すると、
目の前が曇りガラスのようになって
どこへ向かっているのか分からず、
不安でいっぱいになるでしょう。
<裸の自分が沈んでいく>
また、社会生活に目を向けると、
職場やご近所付き合いで
他人にどう見られるかが気になって
自分でない自分を演じていること、
とても多いのではないでしょうか。
自分の心の中は
過去に対するこだわりや未来への不安、
他人の目に映る自分の姿・・
といったことで埋め尽くされて、
今、存在している裸の自分について
考える余地がなくなります。
よく言う言葉で
「自分を見失っている」状態に
なっているのです。
「裸の自分」は、
関心を寄せられないままでいると、
心の奥の方に沈みこんで
ますます見えなくなってしまいます。
<自分を見失っている自分に気づく>
じゃあどうすればいいのか・・。
例えて言うなら、
誰にも関心を寄せられなくなって
寂しく、うなだれている子どもが
いることに気づくことです。
自分を見失っている自分に気づくのです。
それだけでも大きな変化です。
<裸の自分のことをノートに書きだす>
具体的な方法があります。
自分に質問を投げかけて、
浮かんだことをノートに書きだしてください。
例えば・・
・コロナが落ち着いたら、どこへ行きたいか?
・何をしたいか?
・自分はどんな時に心から楽しいと思うか?
・感動の涙を流したのはどんな時?
・・などなど。
大切な人のことを知りたいと思った時に
繰り出す質問のように、
自分に問いかけてください。
ざっと書き並べてみると、
自分の姿が少し見えてきます。
そして、
そんな自分を幸せにしたいと
思ってください。
そしてさらに、
そんな自分が幸せそうにしている姿を
具体的に思い浮かべてください。
この作業をしていると、
心の荒波が少しずつ落ち着いてくる
でしょう。
そして・・現実にも少しずつ変化が
訪れてくるはずです。
不思議なことですが、
必ず変化は起きます。
どんな変化かは人それぞれですが、
楽しみに期待していてください。