孤独になろう！
＜人とのつながりって・・＞
現代社会では、
友達がいかに沢山いるかとか、
仕事上の人脈がどれだけあるかが
その人の評価につながったり、
「絆（きずな）」という言葉が
美しい人間の姿だとうたいあげられ、
人が人に関わることの素晴らしさが
あちらこちらで語られます。
今の社会を生き抜くためには
とても大切なことなのでしょうが、
私は時々、こういった風潮に
密かな疲れを感じています。
関わる人が多くなればなるほど
摩擦やトラブルが増えるし、
そもそも、
つながっている理由には、
お互いに得だからという
利害関係が透けて見えることが
とっても多いし・・。
かといって、
人付き合いをおろそかにすると
「付き合いが悪い」などと言われて
しまうし・・。
こうなってくると、
何のために人とつながらないと
いけないのか
分からなくなってしまいます。
そして時折、こう叫びたくなります。
「孤独になりたい！」
＜孤独は実は大切＞
現代社会では、
「孤独」という言葉は、
良くないこととして語られますし、
「孤独になりたい」なんて叫ぶと、
社会から逃げているだけだと
お叱りを受けるかもしれません。
しかし、一方で
スピリチュアルな人の多くが
孤独になることは
とても大切なことであると
語っているのです。
どういうことか・・
理由は色々ありますが、
私なりの解釈で簡単にご説明すると・・
人間関係は良くも悪くも
人の心の多くを支配してしまう。
人間関係の中で自分はどうすべきか
ばかりを考え、いつのまにか、
「本当の自分」が、どこかへ行って
分からなくなってくる。
そうすると、
正体の分からない不安や苦しさを
どこかで何となく感じている状態に
なってしまう。
しかし、
積極的に「孤独」になる時間を設けることで
充満したガスのような「人間関係の悩み」が
心の中から少しずつ抜けていき、
空間が生まれる。
空間ができると、
最初は
ぽっかり穴が開いたようで
不安を感じるだろうが、
そこに、じわじわと「本当の自分」が
戻ってきて空間を満たしてゆき、
やがて、
とても安定した心の状態が訪れる・・。
・・という理屈です。
あくまでも、私なりの解釈ですが。
＜孤独になろう！＞
では、具体的にはどうするか。
前回、デジタル断ちをした体験を
書かせていただきましたが、
これが、孤独になるノウハウのひとつ
です。
少なくとも
１日に２時間くらい設けてください。
最初は、１週間に１日だけでも結構です。
徐々に日を増やしていき、
２～３日続けられたら、なおＯＫ。
孤独になるやり方は
住環境によって、色々なやり方がある
かと思います。
家に場所がなければ、
公園に行くとか、
静かな喫茶店に行くとか・・。
（皆さんの
孤独になる方法、また教えて
いただきたいです）
孤独になることは、
スピリチュアルな力を磨くのに、
とてもとても基本的で効果が出る作業
です。
是非是非トライを！
