人は誰もが暗黒面を持っている
<自分のダークサイド>
自分が完全な善人だと思っている人は
ほとんどいないでしょう。
他人に見せている顔の裏に、
暗黒面=ダークサイドが隠れていることに
少なくとも、うすうす気づいているのでは
ないでしょうか。
それは、嫉妬であったり、差別心であったり、
他人を傷つけたいという衝動であったり・・。
ダークサイドが自分にあるなんて信じたくない
でしょうし、
そんな自分を怖いとさえ思う人もいるでしょう。
でも・・
ほとんど全ての人が
ダークサイドを持っているのです。
<善vs悪?そんな単純なものじゃない>
でも、絶望しないでください。
私たちは、善と悪と二つにグループ分けして
考えがちですが、
そんな単純なものではありません。
悪と思えることが善を起こすきっかけになったり、
善が悪を産むきっかけを作ることもあります。
つまり、
善と悪とは、心の中で混ざり合い、お互いに
影響し合いながら、人間を生かしている
のです。
大切なのは、そのバランスなのです。
<本当の自分の姿とは>
とはいえ、他人には言えない、悪の部分が
自分にあると感じてしまうと、
「自分の本当の姿を他人に知られたくない」
と、心をどこかで閉ざしている部分がある
のではないでしょうか。
自分の真の姿を知っているのは自分だけで
いい・・と。
しかし・・
自分の真の姿をあなたは知っているようで
実は知らない。
以前、このブログで書かせていただいた、
「ハイヤーセルフ」という、
本当のあなたが、別に存在しているのです。
(参考:ハイヤーセルフ ~ 本当の自分はそこにいる )
高いレベルのあなたの魂が別に存在していて、
常にあなたとつながっている。
「誰でも心の中に神が存在する」と表現する方も
いらっしゃいます。
そして、このハイヤーセルフは、
自分でも信じられないくらいの、
高いレベルの「善」の面を持っているのです。
<自然と涙がこみあげる瞬間>
こんな経験はないでしょうか。
映画を観ていて、
人が清らかな行いをするシーンに
なぜか涙が出てしまった。
普段はそんなキャラじゃないのに、
何かに背中を押されたように
ふと人助けをした。
すると、気持ちいい風のようなものが
身体の中を走り抜けた。
あるいは、後になって
そんな自分に涙が出るような思いに包まれた。
このような、
予想外の自分の反応や行いに遭遇した時は、
ハイヤーセルフと自分がシンクロした瞬間です。
自分の芯の部分には、そういう自分が
存在していることを知ってください。
今回言いたいことを一言にまとめますと、
よく耳にする言葉ですが・・
自分を信じましょう!
自分自身に絶望する必要は全くないのです。