他人の目に映る自分
<他人に見せる自分>
「あるがままのあなたでいい」と
よく言いますが、
社会生活を送る上で、
あるがままの自分でいることは
とても難しいものです。
仕事でも、ご近所付き合いでも、
自分が他の人にどう思われているかは
とても気になります。
グループ内での居心地を良く
するために、
本心でないことを言ったり、
自分らしくない自分を演じることって、
多いのではないでしょうか。
<エネルギーがすり減る・・>
今回、申し上げたいのは、
自分でない自分を演じるのが
悪いということではありません。
社会で生きていくために
必要なことでしょうから、
私も割り切って
演じるところはしっかり
演じています(笑)
ただ、演じることに
エネルギーを注ぎすぎないように
注意していただきたいのです。
なぜなら、
演じたところで、
他人の自分に対するイメージ
というのは、
刻々と変化するからです。
例えて言うなら、
海の砂浜に築かれた
砂のお城のようなもの。
立派に見えるお城であっても、
砂で出来ていますから、
風や海水で、あっという間に
形を変えてしまいます。
形か崩れないように、
必死に形を整え続けることに
エネルギーを注いでいても
キリがありません。
精神エネルギーがすり減って、
心身の元気を失ってしまいます。
<そういうものだと割り切る>
演じるのを止めなくても、
しょせんは、砂の城であるという
ことをイメージしていれば大丈夫。
そういう軽い気持ちでいると、
いつのまにか、
あるがままの自分になっていた
という例も少なくありません。
<私の体験から>
ちなみに・・
私の経験からある実践法をひとつ。
あることを続けていると、
自然と、他人との関係性が
よくなっていきます。
それは・・
「他人の悪口を極力、口にしない」こと。
言葉というものは、想像以上に
エネルギーを持っていて、
マイナスの言葉を口し続けると、
マイナスのオーラを身にまとって
しまいます。
悪口のひとつひとつは、
そんなに大きなマイナスエネルギーでは
ないですが、
繰り返しているうちに
ちりも積もればで
大きなエネルギーになってしまいます。
反対に、悪口を控えていると、
プラスエネルギーが貯蓄のように、
コツコツと増えていって、
思いもよらない、ハッピーな出来事が
社会生活の中で起きるように
なっていきます。