映画「マトリックス」が描く世界は本当かも?
<マトリックスが描く世界とは>
映画「マトリックス」の最新作が間もなく
公開されます。
根強いファンが多いシリーズですが、
「マトリックス」の軸になっているのは、
私たちが現実と思って普通に生きている
この世界が、実は、高度なAIが作り上げた
バーチャルリアリティーの世界で、
人間は、別の場所で眠りながら、
このバーチャル世界を見ているだけ・・
というものです。
言い換えれば、仮想世界で自分の
アバターが生きているというもの。
(非常に粗い説明ですが)
最初にこの映画を観た時は、
面白い設定だなあ、などと
感心したものですが、
その後、お恥ずかしながら、
この映画が描いていることは
全くの空想ではないのかも・・
などと思うようになりました。
<一部の科学者によると・・>
オックスフォード大学の先生が、
マトリックスを観る以前に、
我々人間が、シミレーションの世界で
暮らしている可能性は十分にあるとの
論文を書いていますし、
非常に高性能なコンピュータをもって
すれば可能だとも、おっしゃっている
ようです。
また、別の研究者も、
我々が現実と思っている世界は、
人間の脳というコンピュータが
情報分析をした結果として
アウトプットした独自の画像でしかなく、
世界の真実の姿がどういうものか
誰も知ることができないと説明しています。
宗教の中にも同様のことを
伝えていると思えるものがあり、
宗教の教義というのは、
ある意味、非常に科学的なことを
言っているのでは・・などと
勝手なことを思ったりもしています。
<何が現実で何が仮想か>
よく考えれば、
ゲームの世界や映像の世界も、
VRが高度になって、
現実のような没入感がありますし、
映画のCG映像を観ると、
現実としか思えないものばかり。
私たちは、
「これはゲームだ」とか
「これはCGだ」と分かっているから
騙されませんが、
生まれてすぐに、この仮想世界に
置かれてしまうと、
それが現実だとしか思えないのでは
・・などと思ったりもします。
いずれにしても、
上記のようなことを思いながら
「マトリックス」シリーズを観ると
面白いでよ。