どんな人でも実はスピリチュアルな存在なんです。ただ、気づいていないだけ・・。

人生は小さな選択の積み重ね

<人生は大きな節目だけではない>

 自分の過去を振り返ってみると

 大きな選択を迫られた時が

 1回はあるのではないでしょうか。

 その際の選択が間違っていたと

 後悔をしている人、

 反対に、「よかった!」と

 胸をなでおろしている人・・

 どちらもいらっしゃるでしょう。

 

 大きな節目にどんな選択をするかで

 人生は大きく変わると思って

 らっしゃる方、多いと思います。

 確かにそう思うのは当然ですが、

 私がお伝えしたいのは、

 大きな節目の選択だけで

 人生は決まらないということ。

 

<日々の中にある小さな選択>

 日々の暮らしを

 よ~く振り返ってみると、

 私たちの生活は、

 あまり意識しないでしょうが

 非常に沢山の選択をしています。

 何時に起きようとか、

 お昼は何を食べようとか、

 晩のおかずは何にしようとか、

 休みの日は何しようとか・・。

 そんな、小さな選択が

 無数に繰り返されていています。

 

 この小さな選択には

 たいした意味がないように思って

 しまいがちですが、

 実は、

 人生の方向というのは

 この小さな選択が積み重なって

 決まっていくのです。

 

 例えて言うなら、

 大きな道路が前方で二つの道に

 分かれていて、

 右か左か、

 どちらを選ぶかで

 行き先が随分ちがってくると

 思うでしょう。

 しかし、

 人生の行く先には、

 大きな道路より

 網目のような小さな道の方が

 圧倒的に多くて、

 その小さな道を

 あっちに行くか、こっちに行くかと

 選んでいるうちに、

 振り返ると

 大きく右の方向に行っていたり

 左の方向に行っていたり

 するのです。

 

 例え大きな道での選択を誤っても

 小さな道で正しい選択を積み重ねると

 挽回もできます。

 

 

<小さな選択をする時に・・>

 一番お伝えしたいのは、

 小さな選択で迷ったら

 ちょっと自分をほめたくなる方を

 選ぶということ。

 

 例えば、

 家の廊下にゴミが落ちていたら、

 それをスルーして行くか

 拾ってゴミ箱に捨てるかなら

 ゴミ箱に捨てる方を選ぶ。

 ランチ、どのメニューにするか

 迷ったら、

 野菜の多い方にする。

 

 朝起きたら空がきれい。

 ちょっと時間がないけど

 ベランダに出て朝日を浴びる。

 

 ・・などなど。

 

 もちろん、

 全部の選択を神経質に

 “いい選択”にする必要は

 全くありません。

 ふと迷った時だけ

 いい選択と思える方をやってみる。

 迷うというのは、

 大切なポイントであるという

 ことなのです。

 その選択を

 ひとつひとつ重ねていくと

 目に見えないところで

 人生の方向が大きく変化していきます。