どんな人でも実はスピリチュアルな存在なんです。ただ、気づいていないだけ・・。

幸せのメーターがピークになる時

<劣等感のかたまり>

 今回は、私自身の体験から得た

 私個人の考えを書かせていただきます。

 つまらないことで恐縮ですが

 お付き合いいただければ幸いです。

 

 私は子どもの頃から目立たない

 存在で、

 人より優れた才能や器量も

 全く持ち合わせておらず、

 思春期のころは暗く、

 ひたすら劣等感に

 包まれていました。

 そんな時期に出会ったのが

 これまでご紹介してきた

 「潜在意識の法則」です。

 

<潜在意識の法則を実践>

 最初は、

 マニュアル通りにやっても

 なかなか上手くいかず

 心が折れそうでしたが、

 法則を信じて

 ひたすら真面目に実践を

 繰り返したところ、

 願ったことが

 少しずつ実現するようになりました。

 

 法則をある程度使いこなせる

 ようになって以降は、

 信じられないことを幾度も

 体験しました。

 

 難しい競争に勝ったり、

 まさかのことですが、

 自分の仕事の業界で

 日本一の賞をいただくことも

 できました。

 しかも3度も。

 私の本当の実力では

 ありえない奇跡です。

 

 実は、これらは全て、

 潜在意識にインプットして

 実現させたものでした。

 劣等感だらけの私が、

 「他人を見返してやりたい!」

 という思いで

 実現させたものです。

 最初に日本一となった時は、

 天下をとったかのような気持ちに

 なりました。

 

 しかし・・

 今となって思うのです。

 そられは、

 幸福の度合いとしては

 あまり値が高いものではなかったと。

 

<幸せのメーター>

 他人に勝った直後は

 気持ちがいいものでしたが、

 勝ったということは、

 残りの人は負けたことになり、

 多くの恨めしい目で見られて

 何だか居心地が悪いものでした。

 さらには、

 私自身が天狗になってしまい、

 多くの人が離れていきました。

 幸せになれると思っていた境地を

 改めて見渡してみると

 殺伐とした荒れ地が広がっている

 ・・という感じでした。

 

 こんなことを繰り返して

 40歳台後半になったある時、

 ふと思ったのです。

 「幸せのメーターは、

 どんな時にピークを示すのだろう・・」

 

 自分の体験を

 あれこれ振り返ったところ、

 「ああ最高!」と

 幸せメーターがピーク値を示したのは、

 人の役に立った時

 でした。

 ちょっとした親切や

 誰かのサポートをして

 「ありがとう」と

 感謝に満ちた目で言われた時、

 何だか、

 自分が存在する価値が

 天に認められたような

 気がしたのです。

 

 <あなたのピークは?>

 劣等感だらけの頃、

 潜在意識にインプットした

 イメージは、

 「人に勝ちたい」

 「他人より優れていると

 見られたい」

 というものでしたが、

 今は、

 他人が自分に対して

 満面の笑顔を向けている映像

 または、

 私が他人と一緒に感動している風景

 をインプットしています。

 それが、

 自分にとっては

 幸せのメーター値が

 高いことだと

 気づいたからです。

 

 潜在意識の法則は

 善いも悪いも判断せず、

 インプットしたイメージのまま

 実現させます。

 それが、

 自分を幸せにしてくれるかどうかまでは

 責任を持ってくれません。

 

 大切なことは、

 潜在意識にインプットする前に

 まず

 自分自身が

 どうなったら幸せかを

 改めて考えてみて、

 その光景をはっきり描く

 ことなのです。

 あなたにとって

 幸せメーターがどんな時に

 ピークを示すか、

 これまでの体験を振り返って

 考えてみると、

 きっと見つかると思います。

 そして、

 その整理されたイメージを

 改めて、

 自信をもって

 潜在意識にインプット!!!