デジタルを断つと精神に変化が・・

＜目が真っ赤に＞

　先週の火曜日、

　朝、鏡の中の自分を見て驚きました。

　右の眼が真っ赤です。

　左は何ともないのに右だけ

　まるで白目部分が出血しているように。

　私は、５０歳代になってから、

　疲れやストレスがたまったり

　深く悩むことがあったりすると、

　眼が充血するようになりました。

　白目がうっすらとピンク色になり、

　それがひくまで、１週間くらいかかる

　こともあります。

　しかし今回は、

　出血したように真っ赤で驚きました。

　でも、思い当たることがあります。

　仕事でここ最近、悩ましい問題が

　連続で発生していて、

　寝ても覚めても、そのことばかり

　考える日が続いていました。

　いつか、身体に出るだろうなと

　うすうす思っていたのです。

＜デジタルを断とう＞

　これまで、医者に行っても

　「年齢のもんですね」とか

　「ストレスですかね」と軽く言われる

　だけで終わるのが常でした。

　しかし、今回、真っ赤な眼を見て、

　「根本的なアプローチをしなければ」

　と感じ、

　ふと思ったことが、

　「そうだ、デジタル断ちをしよう」

　でした。

　会社でずっとＰＣを眺めながら

　あれこれ悩み続け、

　家に帰っても、

　会社からのメールをチェック・・。

　デジタルの情報というのは、

　人間は認識できませんが、

　信号がギザギザしていて、

　視覚や聴覚など五感には優しくないと

　言われています。

　最近、レコードで音楽を聴いたり、

　写真もフイルムに戻る人が増えているのは、

　デジタルでなくアナログの方が

　心地いいと、感じる人が多くなった　

　からでしょう。

＜デジタルから離れた一日＞

　私のデジタル断ちは、

　半日から１日、

　スマホやＰＣを見ないように

　する。それだけです。

　昨夜、デジタル断ちを決めて、

　今日の朝から夕方まで

　スマホもＰＣも一切見ないように

　しました。

　これ、簡単なことではありません。

　スマホを常に見る習慣があり、

　連絡も頻繁にくる毎日を送っていれば、

　スマホの電源を切ると

　不安でいっぱいになります。

　でも、そこを勇気をもってやってみると、

　結構、大きな効果があるのです。

　デジタル断ちしている間は、

　本を読んだり、

　運動やストレッチをするなど

　身体にいいことをするのが

　私のやり方ですが、

　特におすすめなのは、

　夕方、窓の外をぼーーーっと眺める。

　なぜかこれ、心を洗われる気がするのです。

　雲の動きをただ眺め、

　段々と日が暮れていく雰囲気に

　どっぷりつかる。

　何だか寂しい感情に包まれたりしますが、

　気が付くと、

　心の中のカスのようなものが

　きれいに掃除される気分になるのです。

　そして今、夕飯後に初めてＰＣを開いて

　ブログを書いています。

　昨日までの心の中で渦巻いていたものが

　落ち着いてとても静かです。

　眼の充血もかなりましになりました。

　デジタルにどっぷりつかっていると

　知らず知らずのうちに、

　精神がすりへっていき、

　最後は、心を失ってしまいます。

　本当に、たまにでいいので、

　デジタル断ち、やってみてください。

　これをやっている人とやっていない人では、

　人生の後半に大きな差が出てくると

　私は勝手ながら思っています。