どんな人でも実はスピリチュアルな存在なんです。ただ、気づいていないだけ・・。

幸せなはずが、恐怖の日々に・・

コンペで誰もが予想しなかった快挙、

しかも2年連続の受賞で私の気分は絶頂でした。

「れで、私の会社人生もバラ色だ!」

「ばかにしていた人に勝った!」

なてことも思ったりしました。

しかし・・現実はそう甘くは、ありませんでした。

最初は周囲から祝福の言葉をかけてもらっていましたが、

人間って、人の幸せを心から喜べる人は、ほとんど

いないでしょう。

祝福の言葉はすぐに消え失せ、以前よりむしろ、

関係性は冷めたものになりました。

私が少し天狗になっていたのかもしれません。

結局、人々が離れていって孤独感がより強まっていき

私は焦りました。

「このままではだめだ!もっと成功しなきゃ」と思いつめ、

潜在意識の法則を、まるで取りつかれたかのように

必死でやりました。

しかし、全く思い通りにいかず、むしろ望みの反対の

ことばかり起きるようになりました。

焦りがどんどんつのり「俺はどうなってしまうんだ」と

恐怖の日々に変わっていったのです。

このどろ沼から脱するのに、数年かかりました。

冷静になって考えると、

このブログの最初の方でもご説明しました通り、

「こうなって欲しい!」と強く願うことは、

今はその状態でない、と認めていることと同じで、

潜在意識に、「その状態でない」ビジュアルが

インプットされてしまうのです。

悪いことが、また別の悪い事を連れてくる

まさに泥沼地獄・・。

 

この状況から抜け出したきっかけは、

ある人から「お前には感謝の気持ちがない」との

一言でした。

 

スピリチュアルの世界で、多くの人々が

大切なエッセンスとして書かれているのが、

「感謝」。

道徳の授業のようで、敬遠しがちな言葉ですが、

実は、何よりも強力なエネルギーを産みだす鍵。

小さなことにでも、ちょっと感謝してみると、

見えないフィールドで、スピリチャル現象が大きく

動き出すのです。

点火剤のようなものと言ったらいいでしょうか。

数年かけて、ようやくこのことに気づき、再び私の周辺で

様々なことが実現するようになりました。

 

思い通りにならないことばかりの世の中ですが、

身の回りを見渡せば、小さなことでも一つくらいは

感謝できることがあるはず。

大きい小さいではありません。何か一つでいいのです。

今日から、感謝のクセをつけていってみてください。

気がつくと、周囲の環境が少し動き出しているはずです。